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‘性の看護学’を看護教育カリキュラムに
木村 宏子
1
1弘前大学教育学部
pp.145
発行日 1986年2月25日
Published Date 1986/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908207
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昨年,木村先生は,看護教育者としてははじめて,母性・小児保健の研究や実践など,母子の健全な育成に貢献した人に贈られる‘第7回母子保健奨励賞’を受賞した.津軽地域の出産直後の母子を家庭訪問し,育児指導をはじめ,生活指導・疾病の予防などを地道に行ってきたのが受賞の理由だった.
‘出産して,退院後の母子の実態は,私たちが指導したことがほとんど生かされておらず,産後の1か月健診までは,育児などで悩んでいても,じっとがまんしているのが現状でした.そこで退院から1か月健診までの間に家庭を訪問すれば,たいへん有効だということで15年前から始めたものでした’
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