NURSING EYE
感性を育む分娩時の看護
深川 ゆかり
1
1産業医科大学医療技術短期大学
pp.147-150
発行日 1986年2月25日
Published Date 1986/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908208
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産婦の看護の目標と教育上の配慮
産婦の看護の目標は,産婦の生理的な現象や変化の過程を正しく把握することを基礎としながら,対象者が主体となって,その生理状況をより健全に,そして,より健康を増進する方向へと自己実現していくための援助にある.
産婦が主体性をもって分娩に取り組むためには,援助者は産婦の安全と安楽を守り,出産を無事に終えるように導くことが必要である.産婦は分娩に自らの生命をかけており,支援する看護者は共同して,新しい生命の誕生のために最高の看護を提供しなければならない.
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