特集 個を生かす教育への歩み
Ⅱ.個を生かす教育をめざして
対談 教育の基本となるもの
東 洋
1
,
小野 殖子
2
1東京大学教育学部
2日本看護協会看護研修学校
pp.19-36
発行日 1980年1月25日
Published Date 1980/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907406
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看護教育界でば,講習会などにおいてさまざまな教授法・評価法などの研修が行われてきている、しかし,そうした知識・技術を実際に教育実践の場で自分のものとして選びとり,活用できているかといえば,残念ながら現実は否定的である.対談では,生きた教育実践を支えるもの,言い換えれば教師としての基盤をなすものは何かを,体験を通して探り当てていただいた.
東先生は,著書“子ともの能力と教育評価”(東京大学出版会)の中でも触れておられるように,‘人についての多面的な認識となじみ合えるような柔構造の評価’をめざされており,本特集で教育実践レポートを紹介した2校をはじめとする,学校現場ての実践指導において活躍されている.
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