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看護教員の行っている看護研究の現状
石垣 和子
1
,
飯田 澄美子
2
1神奈川県立看護教育大学校付属高等看護学院
2神奈川県立衛生短期大学
pp.101-106
発行日 1978年2月25日
Published Date 1978/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907181
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I.緒言
看護研究の必要性を問われるようになったのは,歴史的にまだ日が浅く,日本においては1952年に日本看護協会が開催した看護研究発表会が最初であり,それが看護研究学会,そしてさらに1967年に日本看護学会へと発展し継続されてきた1).
看護教育に関係した研究は,1960年から1963年にわずか3例しかみられなかったが,1967年20例2),1974年第5回日本看護学会においては32例と報告されている3).回を重ねるごとに発表数も増し,内容の充実も図られている現在,看護の研究機関にめぐまれない日本の看護界において,看護教育に携わっている者の看護研究への期待はさらに大きいと思われる.
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