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神奈川県立看護教育大学校における看護教育学科の1年の経過と今後の課題
大谷 昌美
1
,
斉藤 育子
1
,
島田 えみ子
1
,
岩間 伸子
1
1神奈川県立看護教育大学校看護教育部
pp.107-113
発行日 1978年2月25日
Published Date 1978/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907182
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はじめに
今から20年くらい前,県立病院の総婦長や看護学院の教務主任の位置づけが明確でなく,責任ばかり重くて給料の等級がなぜこんなに低いのだろうかと思い,事務職の男性に尋ねたことがあった.そのとき誠に明解に‘大学卒の看護婦が出たら変わるさ’という答えが返ってきた.
そのときのショックを今も鮮明に思い出す.しかし,そのころは現在ほど県職員も大学出身者は多くなかったし,旧制中学卒業の事務長がいなかったわけではない.だが事務長と総婦長の位置づけに格段の開きがあった.
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