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海外研究論文抄読
役割拡大のためのカリキュラム・モデル
A Curriculum Model for the Expanded Role
RUTH ANN ZORNO
1
,
鈴木 和子
2
1アリゾナ州立大学看護学部
2東京大学医学部保健学科看護学教室
pp.670-674
発行日 1977年11月25日
Published Date 1977/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907150
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――拡大された役割を,その機能によって,4つのレベルに分類して理解すると,教育プログラムでの理論指導や臨床訓練の編成が容易になる――
役割拡大の問題ほど,看護教育を担当する者にとってやっかいなものはない.どのような内容を,どういう対象に,どのレベルで教授すべきか,ということについての疑問が多々ある.また,役割に必要な知識や技術を修得するにはかなりの時間を要し,ナースプラクティショナー養成には費用がかかる.それに加えて臨床実習のための設備は限られているし,医師や看護婦の指導者を捜すのは骨が折れ,クライエント自身も,ナースプラクティショナーを受け入れながらも,その新しい役割について混乱を示し,正確な知識に乏しい.
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