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海外研究論文抄読
看護法と拡大する看護の役割
The Law and the Expanding Nursing Role
Bonnie Bullough
1
,
松木 光子
2
1カリフォルニア州立大学看護学部
2大阪大学医療技術短期大学部
pp.485-493
発行日 1977年8月25日
Published Date 1977/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907123
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概要
看護は免許において,主要な2つの時期を経て推移してきた.まず,1900年から1938年にかけて,基礎登録法が通過し,修正された.1938年には,看護を職業とするすべての人々に対して委任免許となった.この動きは,看護の役割を実務看護婦と登録看護婦をふくむ階層でつないだ.免許における最近の第3の動きは1971年,アイダホの看護婦業務法改正で始まり,今では30州が登録看護婦の役割拡大を助長するために,看護婦業務法を改正している.これらの法令は,新しい委員会規則の指令や看護の定義の拡大をふくめているが,その中で,医師の委任する権力の増大や,新しい責任を負う看護婦の実践を導く,基準協定の使用を指令するなどのいくつかの方法がとられている.
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