短期連載 看護モデル・理論を臨床で使う・その1
看護モデルとその役割
池松 裕子
1
1ケースウエスタンリザーブ大学看護学部修士課程
pp.505-509
発行日 1995年5月1日
Published Date 1995/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904817
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はじめに
看護を科学的に実践するためには,確かな知識を活用しなくてはなりません.そのために看護モデルが開発され,理論が導き出され,それを立証するための研究が行なわれています.ところが,それらのモデルや理論を臨床で使うにあたっては,さまざまな障害があり,研究と実践とのギャップはしばしば議論の的となるところです.
その障害の1つに,看護モデルと理論との混同があるように思われます.この連載(3回)では両者の違いを明らかにし,臨床でモデル・理論を応用するための一助としたいと思います.
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