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看護技術演習の1つの試み
土生都 寛子
1
,
松田 絹枝
1
,
武藤 真澄
1
,
山口 泰子
1
1慈恵第三高等看護学院
pp.603-612
発行日 1977年10月25日
Published Date 1977/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907140
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はじめに
4期生の卒業を目前にひかえて,私たちはこれまで3回にわたって送り出した卒業生に対する周囲の評価と卒業生自身から得た情報を整理しながら,1つの反省にぶつかった.
当学院は,進学コースの2年課程である.学生は当然のことながら,准看護婦のライセンスをもっている.私たちは,そのことに大きな信頼をおきすぎていた.そしてその信頼は,同時に卒業生を苦しめる結果になっていたようだ.‘新卒は何もできない’というような酷評にも,正直のところあまり耳を傾けてはいなかった.
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