看護教師の皆さんへの手紙
学生を送り出すとき迎えるとき
大段 智亮
1
1看護人間学教室
pp.134-146
発行日 1976年3月25日
Published Date 1976/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906967
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まえおき
もう去年のことになるけれど,この“看護教育”誌に,2回ばかり看護の先生方について書いたことがある(Vol. 16 No. 1,2)看護教育関係の人たちは,割り合いたくさん読んでくれたらしく,ちょいちょい反響を聞いた.なかには‘次々に書き続ける予定じゃあないんですか’と,期待とも受けとれる,迷惑だからやめてほしいとも聞けば聞こえる,そういう複雑な含みのある言葉を述べた人も何人かいた.本当は,1年ぐらい書き続けたかったのだが,あのときは,2回で終わってしまった.
さて,今回は,看護の先生方について書くのではなく,もっと直接に先生方にあてて語りかけたいのである.日本中の看護の先生方への手紙と考えてくれてもいい.それとも,看護の先生方を相手に,私が一晩,じっくり話をしたというふうに考えてくれてもよい.
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