特集 知識と実践を結ぶ看護過程セミナー
研修生を送り出して―教育の立場から
興梠 清美
1
1慈恵看護専門学校
pp.690-692
発行日 2001年8月25日
Published Date 2001/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902573
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医療が変遷する中,看護もケアの質の向上,患者の在院日数の短縮,医療コストの削減,リスク管理,クリニカルパスによる統合医療など多くの課題を抱えており,東京慈恵会医科大学においてもそのことが盛んに討議されるようになった.そのような状況をうけて,医療の質の向上と効率的な病院運用,そして患者サービスの向上のために,数年前より幹部職員(看護部および事務部など他部門15~16名)の海外研修がプロビデンス病院を中心に(約2週間)開始された.
新しい医療体制に向けての看護実践は看護教育においても無関係ではない.たとえば在院日数短縮は学生の実習に影響を及ぼす.リスクマネジメント,クリニカルパスウェイについても同様である.
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