進学課程における看護学総論学内実習のすすめ方 神奈川県立衛生短大の事例
Ⅳ.診療の介助
波多野 梗子
1
,
森田 チエコ
1
,
中西 睦子
1
,
小野寺 杜紀
1
1神奈川県立衛生短期大学
pp.189-207
発行日 1972年4月25日
Published Date 1972/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906572
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1.‘診療の介助’学内実習の目標
看護的援助には,患者の日常の生活の援助とともにその患者が疾病をもった人間であることから診療とのかかわりの深い部分での看護婦の役割(ここでは,診療の介助とよぶ)がある.一般に,診療の介助としての看護技術の実施は,医師と患者の間で看護婦が中介者的役割を果たすことが期待されており,診療との関連が深いために次のような特徴をもつ.
(1)生活の援助とは異なって,医師からの指示が出され,それに従って看護の実施が行なわれる.
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