座談会
職業教育としての看護教育
小林 冨美栄
1,2
,
真仁田 昭
3
,
季羽倭 文子
4
,
荻島 秀男
5
1東京女子医大看護短期大学
2日本看護協会
3東京教育大学
4日本大学付属高等看護学院
5伊藤病院リハビリテーション部
pp.208-218
発行日 1972年4月25日
Published Date 1972/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906573
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まず教育はおもしろくなければ……
小林 真仁田先生,教育学の立場からごらんになって,現在の看護教育がこれでいいとお考えですか.
真仁田 そうですね.いくつかの問題を感じるんですが,ひとつは学生と先生との関係に問題がありはしないかということですね.それと,看護教育にたずさわる人が大事にしなくちゃならない問題がいくつか抜けているという感じもします.最初の問題でいえば,普通の大学でも,そういった傾向があるといえますが,どっちかといえば,気持ちのうえで,やや疎遠になって,十分に生徒とかみ合わない.
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