教育技術ゼミ
態度の評価
沼野 一男
1
1東邦大学
pp.28-31
発行日 1971年11月25日
Published Date 1971/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906528
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私は以前にこの欄に「評価できること・できないこと」という小論を書いたことがある(本誌Vol. 10 No. 11).またその小論は若干手を加えて,拙著「看護教育の技法」(医学書院)にも収録したので,記憶されている方もあるかと思う.
そこで私が述べたことは,つづめていえば2つのことであった.1つは臨床指導では,学生の態度に関して評定することはできても,評価することはできないであろうということであり,もう1つは学生の態度について評価でなく評定をすることは,教育上決して意味のないことではないが,その評定は科学的で正確であることが望ましいということである.
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