特集 転機にたつ保助教育
助産婦教育の変遷—明治・大正・昭和その法的根拠をめぐって
伊藤 隆子
1
1厚生省医務局看護課
pp.12-18
発行日 1970年12月25日
Published Date 1970/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906401
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はじめに
近年,めざましく進歩し発展する社会情勢のなかで,国民福祉の根幹をなす医療や公衆衛生のあり方は,年々大きく変わりつつある。
これに伴って,保健婦,助産婦,看護婦の資質の向上と絶対数の確保とが問題になっているが,助産婦教育についてもこれらの諸条件をふまえて近く改正が行なわれようとしている。このときに当って,過去の教育制度の移りかわりを,残された文献や実績を墓にして整理してみた。古いものについては文献も少ないので誤りがあればご訂正いただきたい。
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