連載 待合室で僕は・2
「オオバカモン」の虚像
大西 赤人
,
大浦 信行
pp.88-89
発行日 1997年2月25日
Published Date 1997/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903777
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世の中では,ちょっとした言葉が時と場合によって非常な大事を招くことがある.発したほうは軽い気持ちでも,受けた側は予想外に傷つくというケースは少なくない.ただし,あまりに警戒し過ぎると,いわゆる「差別語」のように,過剰な自己規制につながってしまったりもする.
ところで皆さんは,「オオバカモン問題」を覚えていらっしゃるだろうか?去年の話題ではあるけれども,実に面白いので,あえてここで再現してみようと思う.
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