焦点 "臨床における看護"の研究
座談会
臨床における看護の研究—その虚像と実態を追うと
氏家 幸子
1
,
高橋 令子
2
,
藤沢 洋子
3
,
服部 裕
4
,
杉森 きみ子
5
1大阪大学医療技術短期大学部
2神戸市立中央市民病院
3大阪府立看護短期大学
4大阪府立病院
5国立姫路病院付属看護学校
pp.123-134
発行日 1979年4月15日
Published Date 1979/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200579
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"臨床"の概念をめぐって
杉森(司会) 最近よく耳にする言葉に,"臨床看護"や"臨床の場"という言葉があります。これは看護の概念が明確になるに従って,臨床とは何か,臨床看護とは何かを問われるようになったのだと思います。今日はそれぞれの立場の方に集まっていただきまして,臨床における看護の研究について話し合っていただきたいと思います。
研究については,今までにいろいろ討議されていますが,今日は"臨床における"というテーマになっておりますので,最初に"臨床"ということについて討議してみたいと思います。
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