特集 学生とともに学ぶ医療事故防止
【慶應義塾看護短期大学「看護の日」特別企画】
「ヒューマンエラー:人は誰でも間違える―安心して医療を受けるために,提供するために」
学生の取り組み
富永 祐己
1
,
金曽 理恵
1
,
篠原 朋代
1
,
小町 佳世
1
,
金子 あや
1
,
増田 三千代
1
1慶應義塾看護短期大学2年
pp.778-781
発行日 2001年10月25日
Published Date 2001/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902593
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テーマ決定まで
「看護の日特別企画が学生有志の実行委員によって企画・運営されるようになってから4年目を迎えた今年は,昨年11月に私たち新規の実行委員を加えてスタートしました.
私たちは,4か月という月日をかけてテーマ決定のプロセスに最も力を注ぎました.ミーティングやアンケートを通して,①看護学生ばかりでなく誰にとっても身近に考えられる,②年代を問わない,③他人事ではない,④テーマを通して「人がよりよく生きること,それを支えるということ」を考えていくことができる,といった理由と「老若男女を問わず誰もが国民全体で看護の心を分かち合い認識する」という「看護の日」のコンセプトを考え合わせ,世間の関心も高い「医療事故(ヒューマンエラー)」に関して取り上げることにしました.
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