特集 教師に求められるもの―新たな授業実践
臨床から得られる学生の学び―夏期ゼミナールの取り組みを通して
城 美奈子
1
,
飯野 智恵子
1
1札幌麻生脳神経外科病院
pp.732-738
発行日 2003年10月25日
Published Date 2003/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903497
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はじめに
当院では社会活動の一環として,学生(医療・福祉系)を対象とした夏期ゼミナール(以下夏期ゼミ)に取り組んできた.現在まで18年が経過し,その中で何度か見直しを行い,充実化を図ってきた.学生が臨床に触れながら看護や福祉について考えることには,様々な学びや気づきがある.その意味でも夏期ゼミは非常に重要な教育の場になっている.本稿ではその夏期ゼミを紹介し,その意義について考えてみたい.
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