Scramble Zone
看護学生の救急車同乗実習への取り組み
関口 恵子
1
,
北川 さなえ
1
1東京厚生年金看護専門学校
pp.73-76
発行日 2006年1月1日
Published Date 2006/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100208
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はじめに
いつもの臨地実習とは違う学生の姿があった。
消防車・はしご車への乗車体験,自動体外式除細動器(AED)の操作,そして救急車への同乗。初めての体験で興奮していた。自分から話すことが少ない学生も,帰校後すぐに実習体験を語りはじめ,討論の輪が学内の各所でみられた。
この実習は,東京厚生年金看護専門学校(以下,本校)において,「在宅看護論」のなかで行われている「救急車同乗実習」である。このように,学生の興味,意欲を引き出す「救急車同乗実習」への取り組みについて紹介したい。
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