特集 知識と実践を結ぶ看護過程セミナー
プロビデンス病院における組織的な質の向上計画(IOP)
Janet Lewis
,
Patricia Edwards
,
Byron Atkinson
,
真野 美紀子
,
長山 美知子
,
北沢 直美
,
鈴木 チヨ
,
乙部 陵子
pp.671-676
発行日 2001年8月25日
Published Date 2001/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902570
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リスクマネジメントの基本は,リスクを見出し,システム全体に働きかけることで医療の質を高めることにある.この質の管理が働く人々を守り,患者を守り,病院を守ることにつながる.しかし質の評価をどんなものさしで評価するか,またリスクマネジャーとの関係など必ずしも明確ではない.リスクマネジメントと質の評価は境目がないに等しい.
IOP(Improving Organization Performance)のムーブメント以前,患者中心の質的なものを見る基準はなく,1996年に初めてIOPが出され,患者のケアの質を評価し向上させるものに変わってきた.
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