特集 知識と実践を結ぶ看護過程セミナー
―COLUMN―プロビデンス病院と私の出会い
住吉 蝶子
pp.670,676
発行日 2001年8月25日
Published Date 2001/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902569
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私はもう30年以上をアメリカで看護婦として過ごしていて,きっと今でもアメリカの看護にどっぷりつかった状態にいると思います.
そもそも,高校を卒業して天使女子短期大学に入ったのが,私の看護の始まりでした.看護というものについてあまり考えず,むしろまったく知らないで短大に入りました.1年次から2年次に進んでも,看護者になるということは考えませんでした.そして,ことあることに先生から呼ばれて,「このままでは退学だよ」と言われていました.それほど,看護者には向かない学生で,でも,元気だけはあったらしくて,とっぴなことを言ったり,考えたりしていたようです.
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