臨床に資する看護研究―私の研究指導 第1部 学生に対する私の研究指導
教員として研究指導にかかわって
谷本 真理子
1
1川崎市立看護短期大学
pp.950-952
発行日 1998年11月30日
Published Date 1998/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901961
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はじめに
学生への看護研究指導は,教員対学生の個別的な指導がされることが多い.したがって,指導を行う教員が,学生が看護研究を学んでいくことにおいて何を大切にしているかは,学校の評価視点以上に学生に大きく影響していくと思われる.
私の勤務する短期大学は平成7年の開学であり,今回指導した学生はその第1回生である.当短期大学の看護研究は,研究の結果ではなく,研究をしていくというプロセスを大切にしていくということでいくつかの視点を設定している.そして私自身も学生には将来臨床の場においてわからないこと,あいまいなことに気づいて解決していける看護者になってほしいと思っている.
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