調査・研究
専任教員と臨床指導者の実習記録に関するかかわり方の実態
長谷川 美智子
1
,
和賀 徳子
2
1国立療養所青野原病院附属看護学校
2厚生省看護研修研究センター
pp.698-704
発行日 1993年9月25日
Published Date 1993/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900664
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臨床実習指導上,学生の思考過程を整理させるための指導には,実習記録の指導が重要なのは,誰しもが認めることである.この記録の指導にあたって指導者からは,時間がない,効果的な指導ができないという声が聞かれる.一方,学生は膨大な時間をその記録のために費やしていることも聞かれる実情である.しかし,記録の指導が効果的になされているとは必ずしもいえないのが現状である.
実習記録の分析に関する研究は多くあるが,記録指導上のかかわり方に関する方法・内容を含んだ研究はみられず,今回その指導上のかかわり方を明らかにしたいと考えた.
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