調査研究
看護学実習における学習―教授活動の分析―看護過程展開場面における発問分析
仲沢 富枝
1
1山梨県立看護大学短期大学部
pp.848-852
発行日 1998年11月25日
Published Date 1998/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901936
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はじめに
学習―教授活動の基本的な手段は,教師と学生とのコミュニケーションである.コミュニケーションは相互関係を成り立たせるものであり,学習一教授活動においては,まず教師自身が自らのコミュニケーションのあり方に意識的・自覚的になる必要がある.
看護教育の一環である看護学実習(以下,実習とする)における教授活動の課題は,コミュニケーションを用いて学生の学習活動を助成することにあることは言うまでもない.したがって,実習指導者(以下,指導者とする)は,自らの発言のあり方に注目していかなければならない.
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