連載 ワークで学ぶ在宅看護論・10(最終回)
療養者と家族をサポートするために―方法論Ⅲ「情報の整理から看護活動へ」
高橋 順子
1
,
大塚 廣子
2
,
網野 寛子
1
,
桑原 光代
3
1都立板橋看護専門学校
2都立府中看護専門学校
3都立府中療育センター看護科
pp.320-323
発行日 1998年4月25日
Published Date 1998/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901821
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はじめに
前回は,プロフィールの整理をとおして在宅看護における情報の特徴について考えた.今回も引き続き,前回示した事例(本誌39巻3号236ページ)に即して述べていきたい.
在宅看護の主体者は療養者とその家族である.今回は,看護の対象となる人が何を望み,何を大切にしているかを掘り起こしながら,前回整理した情報をその人の生活の中に組み込まれる看護活動としていくにはどうしたらよいかについて考えたい.
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