特別記事 看護教育におけるコンピュータの活用①
1本の電話回線が結ぶ世界の輪
山田 一朗
1
,
山田 律子
2
,
金子 明
2
,
村井 奈津樹
3
1札幌医科大学保健医療学部看護学科
2琴似中央病院付属看護専門学校
3北海道医療大学看護福祉学部看護学科
pp.906-911
発行日 1995年10月25日
Published Date 1995/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901220
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あなたも,パソコン通信を始めませんか
昨年末の本誌上で,「看護におけるコンピュータネットワーク時代の到来」と題して皆川・佐伯・嘉屋らによる論文3編が紹介された1-3).これらは,現在世界的な関心を呼んでいる「インターネット」について,看護の領域における活用の可能性を示したきわめて先駆的な論文であった.
こうした最先端の情報に接すると,知的好奇心が大いに刺激される.しかしその一方で.やはりコンピュータを扱うことに抵抗感を覚える人は少なくない.かつてコンピュータといえば,学者や一部のマニアが使うものというイメージが強かった.つまり誰もが気軽に使えるものではなかったのである.コンピュータと聞いて,「自分には関係ない世界のこと」と思う人がいても,それは決して不思議なことではない.
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