特集 医療の多様化とPOS―第15回日本POS医療学会報告
一般演題
看護記録の充実が看護ケアに反映しているか―患者に看護ケアの評価を試みて
谷岡 みゆき
1
,
有好 和子
1
,
辻畑 博子
1
1山口大学医学部付属病院
pp.1033-1037
発行日 1993年11月30日
Published Date 1993/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900738
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はじめに
看護記録の充実は,ケアの充実,および向上が図れ,より質の高いケアが患者に提供できると言われている.
当科は昨年度,POS研究会で「患者参与の予診用紙記入についての工夫」について報告した.今年度は,看護記録の充実を図るため,
1)病棟内での記録委員の設置
2)受け持ち患者制の導入
3)看護計画における評価日の設定
4)NANDAの看護診断の導入
5)申し送り廃止
に取り組んだ.
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