特集 クオリティオブライフとPOS―第16回日本POS医療学会報告
一般演題Ⅲ:POSと診療録・看護記録
ホスピスにおける看護診断の充実―アセスメントツールの考案を試みて
西本 幸代
1
,
高橋 恵
1
,
三浦 節子
1
1淀川キリスト教病院
pp.1028-1030
発行日 1994年11月30日
Published Date 1994/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901004
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はじめに
当病棟では,情報を明記するとともにプロブレムリストを作成し,POSに沿った記録を行なっている.しかし,NANDAの看護診断に照らし合わせてみると,綿密な情報を得ているにもかかわらず,データの関連づけが不十分であることがわかった.これは,スタッフ間の看護診断の浸透不足と,診断するまでのプロセスがスムーズに行なわれないためと思われる.
そこで,情報を整理・分析するため,ホスピス独自のアセスメントツールを考案したので報告する.
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