特集 医療の多様化とPOS―第15回日本POS医療学会報告
一般演題
継続した看護実践と記録
伊藤 智恵美
1
,
石田 洋子
1
,
三宅 弥生
1
1近畿大学医学部付属病院
pp.1001-1004
発行日 1993年11月30日
Published Date 1993/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900731
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はじめに
看護記録は,看護を証明するものであり,継続看護に役立つものでなければならない.
当院は,1975(昭和50)年の開設当初より,POSを導入し,看護記録も,患者の問題解決のプロセスをPOMRの形式で記載している.しかし,形式にとらわれたり,記録内容をオーディットすると,継続した記録内容になっていないことがある.そこで,申し送りの方法を変え,記録から情報収集する方向にもっていくことにした.今回,プログレスノートのSOAP,フローシート記載内容が継続看護に活用できるよう,記載方法について検討し,改善した結果を報告する.
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