特集 看護の現場を問い直す・2
ケアの継続性を問い直す—看護計画と記録を中心に
大下 信子
1
1国家公務員共済組合連合会稲田登戸病院・整形外科病棟
pp.1148-1153
発行日 1979年11月1日
Published Date 1979/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918810
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はじめに
看護の継続性を障害している因子として考えられるものに,大まかに言って,次のようなものがある.
1)看護方針が具体的に示されていない 2)記録に関する問題がある 3)交代勤務である 4)人員の定着性がよくない
1)については,看護計画の立案と修正が適宜おこなわれ,看護の方針が具体的に示されていないと,一貫性に欠けてケアが断片的になってしまいがちである.
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