特集 看護継続教育
継続教育の実践を振り返って
寺島 敏子
1
,
雨宮 多喜子
1
1諏訪赤十字病院看護部
pp.495-504
発行日 1985年8月25日
Published Date 1985/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908131
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はじめに
看護の基礎教育終了後の教育に関する過去の文献などを見ても言葉の表現がまちまちである.卒後教育・継続教育・生涯教育・現任教育など内容においてはあまり変わりないが,様々な用語が用いられてきた.用語の使用については統一性に欠け,次から次と新しい概念をとりこみ,整理されないまま現在に至り使用しているように思える.
当院においてもしかり,看護部の年度目標の一部をあげてみると,昭和43-47年まで,目標の1つとして‘看護教育の充実’,更に昭和49-51年は‘卒後教育の充実’‘現任教育の充実’‘継続性のある卒後教育’と毎年異なった言葉を使っている.昭和57-60年までは‘卒後教育の充実をはかろう’‘卒業後の継続教育の充実’と表現している.
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