特集 POSの輪を広げよう―第17回日本POS医療学会報告
一般演題Ⅳ
新術中看護記録の実施―継続看護の必要性を考える
瀬戸島 瑞穂
1
,
大神 かほる
1
,
井手平 千恵
1
,
疋田 啓子
1
1九州労災病院看護部
pp.1097-1099
発行日 1995年11月30日
Published Date 1995/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901266
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はじめに
術中看護記録は,術中,術後の一貫した看護における情報伝達として,重要な意味を持つといわれる.私たちは,従来の術中看護記録用紙では,術後の継続看護にあたり,情報不足ではないかと常々考えていた.現在当院では,看護診断を取り入れ,看護の見直しを図っているが,手術室も周手術期看護の一環として,術中看護記録用紙の改善を試みることにした.
そこで,病棟・手術室看護婦にアンケートを行ない,新術中看護記録用紙を作成,実施したので,その結果をここに報告する.
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