特集 看護学生のこころの問題を探る
ゆとりのない専門学校の学生―自分の学生生活を振り返って感じる教員のジレンマ
水田 真由美
1
1和歌山県立高等看護学院
pp.464-467
発行日 1991年8月25日
Published Date 1991/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900239
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
私は看護学校の専任教員になって今年で4年目になる.うち1年間は看護教員養成の研修に出ていたので,実際は3年目ということになるが,このごろようやく,少し看護教育の中身が見えてきたところであろうか.同時に,看護教育の中で多くのジレンマを感じるようになった.
このほど,私たちの学院では学生のストレスを考える機会があった.その中で,ゆとりある教育とは何かについて考え込んでいる.そこで,教員としての立場から自分の学生時代と新人ナース時代を振り返りながら,感じているジレンマについて述べたい.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.