新春随想 21世紀の看護教育―私とのかかわり
学生,教師ともにゆとりの中での学習をめざして
早川 かつ
1
1藍野学院短期大学
pp.5-8
発行日 1991年1月25日
Published Date 1991/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900153
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私は明治の最後の年に生まれ,大正,昭和を生き,平成3年の新春には80歳を迎えることになった.随分長い時間を生きたのであるが,その中でも戦前の時間は長く,戦後の時間は非常に短いという思いである.それは戦後の社会の急速な変貌と看護をとり巻く情勢の中で,ひた走りに走っていたからだと思う.しかし,残された時間は少なくなっているように思う.少し落ち着いて,本学の看護教育を考えてみたい.
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