連載 「教え方」の本を読む!・12【最終回】
伝える力の培い方から円滑なコミュニケーションのとり方まで―『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力』
山岡 美納子
1
1福井県立看護専門学校
pp.1048-1051
発行日 2011年12月25日
Published Date 2011/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101954
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今回,本連載に参加させていただき,「教え方」に関する本を何冊か読み,自分の教え方について反省することしきりでした。そして,自分に一番不足しているものは「伝える力」ではないかと感じています。そのようななかで,最後はまさにそのままのタイトル,池上彰氏の『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力』を読むことにしました。自分に不足している部分を強化できるヒントがあるのではないかと考えたのが,この本を選んだきっかけです。
著者のことは,皆さんもよくご存じのことと思いますが,NHKに入局し,報道記者として警視庁や気象庁などさまざまな部署の取材などを担当したのちNHKを退社,現在はフリージャーナリストとして活躍されている方です。以前NHKの「週刊こどもニュース」に出ていた,社会情勢や事件についてわかりやすく子どもたちに教えてくれた「お父さん」といえば,名前は知らなくても顔は思い浮かぶことと思います。
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