特別記事
看護教育にワークショップを取り入れて学生中心の授業を!
苅宿 俊文
1
,
屋宜 譜美子
2
1青山学院大学社会情報学部
2天理医療大学設置準備室
pp.924-929
発行日 2011年11月25日
Published Date 2011/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101923
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「学生中心の授業」「学習者中心の教育」は看護教員の誰もが願っていることである。しかし,看護教員の多くが,どんな授業が,あるいはどんな教育が「学生(学習者)中心」であるのか,具体的にわかっているわけではない。さらに,「学習は学習者の経験にこそ生まれる」ことを知っていても,それぞれの講義や演習,実習でどのように関わることが「学習者の経験」を大切にすることなのか,迷っている看護教員は少なくない。
本稿では,「学生中心の授業」を実現する方法の1つとしてワークショップを紹介する。青山学院大学社会情報学部の苅宿俊文氏に,ワークショップの概要を解説していただき,「ワークシップ・デザイナー育成プログラム」を受講した屋宜譜美子氏に,その体験をもとに看護教育にワークショップを取り入れる意義を述べていただく。
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