特集 健康な暮らしを守る住まい
住環境改善における事前情報の必要とその有効性—千葉県:建築家主導の取り組み
大竹 司人
1,2,3,4
1(有)設計工房大竹建築事務所
2日本住宅リフォームセンター
3住まいと福祉の会
4健康な住まいをつくる会
pp.1106-1112
発行日 1998年12月10日
Published Date 1998/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901904
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はじめに
筆者の専門は建築の設計監理である。そして本来の業務とは別に,建築相談など地域への活動も積極的に行っている。その1つに「住まいと福祉の会」がある。会員は建築士や教員,医療,保健,福祉,自治体職員,家具製作者など多職種にわたる。毎月の例会では改善事例の紹介や福祉問題をテーマとした幅広い議論を重ねており,時には見学会や研究者を招いての講演会なども行っている。また,住まいづくりへの助言や高齢者・障害者をとりまく生活環境の改善にも長年取り組んでおり,近年は住宅改善の講演依頼や自治体からの委託により住宅相談なども引受けている。
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