特集 保健婦活動研究論文集
在宅ターミナル期患者の家族の情緒機能—主な介護者を中心に
鈴木 香織
1
,
亀井 智子
2
,
島内 節
2
,
石川 左門
3
1日本大学医学部付属板橋病院
2東京医科歯科大学保健衛生学科地域看護学
3日野市地域ケア研究所
pp.203-211
発行日 1997年3月10日
Published Date 1997/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901535
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
高度医療を受けるため大病院指向の強い昨今,病院で死を迎える人が大多数を占めているが,最近では在宅での死を望む人が増えてきている1)。
家は家族員にとって,家族同一性の一部であり,昔から馴れ親しんできた場で,自立感やコントロール感を常に感じることができる場でもある。
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.