特集 臨床1年目の体験をめぐって
新卒者教育7年間の経験から—現任教育のあり方を考える
平山 幸子
1
1筑波大学付属病院
pp.529-533
発行日 1983年5月1日
Published Date 1983/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922945
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はじめに
この春から,専門職の道へ入られた皆さんは,それぞれ多少の違いはあるにせよ,‘人びとの健康’をサポートし,より有意義な人生を歩もうとする人びとの‘よき援助者’として一生を尽くす覚悟ができ,その第一歩を踏み出そうとするところであろうかと思う.
これからの医療界にも厳しい転換期が訪れ,我々看護婦にもその波は押し寄せようとしている.しかしその波は,私ども看護婦が長い間悩み続けてきた,何をもって専門とするかが一気に明確化する時期であるかもしれない.
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