研究
保健所活動のあり方の検討—壮年期を対象とした健康に関するアンケートの解析
伊東 さおり
1
,
Uayporn Ekataksin
2
,
江口 みどり
3
,
大津 八重
4
,
柏木 好実
2
,
是光 和子
5
,
崎田 敏晴
6
,
田畑 朋子
7
,
中島 歌与子
9
,
森岡 聖次
9
,
渡部 浩子
10
,
安住 矩子
11
,
金子 仁子
11
,
北山 秋雄
11
,
衞藤 隆
12
,
神馬 征峰
13
,
高崎 克彦
14
,
丹後 俊郎
15
,
星 旦二
16
1長崎県諫早保健所
2国立公衆衛生院専攻課程
3熊本県御船保健所
4山口県萩保健所
5島根県益田保健所
6石川県小松保健所
7愛媛県御荘保健所
9和歌山県御坊保健所
10山形県立高等保健看護学院
11国立公衆衛生院公衆衛生看護学部
12国立公衆衛生院母子保健学部
13国立公衆衛生院労働衛生学部
14国立公衆衛生院放射線衛生学部
15国立公衆衛生院疫学部
16国立公衆衛生院公衆衛生行政学部
pp.397-403
発行日 1990年5月10日
Published Date 1990/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900065
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はじめに
今日,地域保健のあり方,特に公衆衛生の第一線機関である保健所のあり方が問われ,その存在意義を見直す動きがある。その1つの方向性として,1989年6月,「地域保健将来構想報告書」が出された1)。
このような背景の中で,今後保健所はどのような活動をすればよいのであろうか。我々は,住民にとって身近な保健所という視点から,今後の地域保健における保健所のあり方について考え,理想的な保健所を「住民が健康で過ごせる地域づくりを地域住民と一緒に考え実行する保健所」とした。そこで,現在の問題を整理し,理想的な保健所にするためには何が必要なのか,その解決方法を示すことを目的として,アンケートを実施した。
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