連載 今,あらためて保健婦活動のあり方を考える・4
地区活動の評価を試みて[2]
是光 和子
1
,
中山 容子
2
,
大津 八重
3
,
金子 仁子
4
,
河野 睦美
2
1島根県総合看護学院
2島根県柿の木村役場
3山口県萩環境保健所
4国立公衆衛生院
pp.824-831
発行日 1990年10月10日
Published Date 1990/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900127
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はじめに
先月号では,島根県柿の木村の木部谷地区(人口258人)における総合保健活動を素材に,地区活動の評価の試みのプロセスを紹介した。この地区活動の特徴は,部落単位に減塩および健診受診に対しての健康教育を繰り返し,参加者だけでなく,その家族はもちろんのこと,地区全体に活動がなんらかの形で波及することを考えた活動であったことである。本号では,実際に評価を行なってみた結果および考察を示して,評価したことから何を得たか,評価をするためにはどんなことが必要かを考えたい。
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