今月の主題 内科臨床における“こころ”と“からだ”
年代別の心身医療
壮年期の“こころ”と“からだ”
谷口 純一
1
,
木川 和彦
1
1熊本大学医学部附属病院総合診療部
pp.2062-2065
発行日 2002年12月10日
Published Date 2002/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909179
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ポイント
壮年期はライフサイクルの点からさまざまな変化をきたし,種々のライフ・イベントを経験し,色々なストレスが生じやすくなる.この時期はこころの問題として特にうつ病の発生とそれに伴う自殺が起こりやすい.
うつ病はさまざまな身体症状で内科を受診する場合も多い.内科医もこころの問題があるケースに対応が必要で,「傾聴」だけでも有効な場合がある.
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