特集 へき地の保健婦活動—岡山県の配置保健婦制度にみる
資料3
津山保健所における保健婦活動のあり方について
岩本 斐子
1
,
相田 美津子
1
,
杉本 良江
1
,
田中 美智子
1
,
竹内 まき子
1
,
坂手 幸子
1
,
正分 美作尾
1
,
佐藤 史子
1
,
豊岡 ヒサ子
1
1岡山県津山保健所
pp.711-715
発行日 1975年11月10日
Published Date 1975/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205658
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緒論
保健婦活動の場は,所内クリニックと地区活動に大別され,それぞれに活動の場は違っても,その目的は管内民家の健康増進への積極的なサービスであり,保健センターとしての役割を果たすことにある。
津山保健所の保健婦活動がとかく所内クリニックに偏向し,地区活動が停滞状態にあることは,管内の特殊事清によるものではあっても,保健婦及び保健所全員の理解と協力によって,何等かの打開の道がないであろうか,即ち,地区活動をもっと伸展させ,両々相俟って,管内へのサービス活動をより強力ならしめたい,ということが私達保健婦の日頃の課題であったが,新しい年と共に,婦長ほか8名の保健婦が,本年第1回の研究テーマとしてこれを取り上げ,目的達成のために努力した。即ち,
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