調査・報告
療育相談の評価—小グループによる継続支援を通して
金子 敦子
1
,
渡辺 隆子
1
,
池田 愛子
1
,
桜井 慶子
1
,
吉岡 美英子
1
,
櫛谷 三郎
1
1新潟県与板保健所
pp.506-510
発行日 1989年6月10日
Published Date 1989/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207762
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はじめに
県の療育相談事業の目的として「精神および身体機能に障害のある乳幼児,もしくは障害をまねく恐れのある乳幼児を早期に発見し,適切な治療上の指導を行う」とうたわれている。
当保健所における療育相談は,乳幼児健診のなかから,専門機関に紹介するまでもないが,発育や発達上経過観察を必要とする乳幼児の養育指導や相談の場として,昭和57年1月から開始され,6年が経過している。この間,問題解決のための1つの方法として,小グループによる継続支援に重点をおき働きかけてきた。昭和61年度からは,小児精神科医の参加も得て,健診後の2次スクリーニングの場としての機能も充実し,現在に至っている。
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