特集 結核—治療の進歩と保健活動
結核相談と相談を通して考える患者・家族への援助—保健指導
山下 武子
1
1結核研究所研修部保健看護学
pp.969-976
発行日 1988年11月10日
Published Date 1988/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207635
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結核相談
最近,結核研究所研修部保健看護学科には1日に2〜3件の割合で,電話または手紙により全国各地の保健婦さんから結核相談がみられるようになった。
厚生省では昭和61年度から,結核の罹患率,有病率の高率な地域を対象に重点的予防措置を講ずることにより,結核罹患率の引き下げを図る「結核対策特別促進事業」を都道府県・指定都市に対し全額補助事業として実施している。その一貫として,各地で研修会が開催され,その都度「結核研究所に相談をどうぞ」と申し上げた成果かも知れない。
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