特集 結核—治療の進歩と保健活動
寝たきり老人への訪問看護(指導)と結核
川田 信子
1
,
小林 隆子
1東京都中野区訪問指導係
pp.977-980
発行日 1988年11月10日
Published Date 1988/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207636
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はじめに
中野区における訪問指導事業は,昭和53年に福祉サービスの一環として位置づけられ,おおむね65歳以上の在宅寝たきり老人を対象に福祉部福祉課で開始された。その後,老人保健法施行との関連で,昭和58年6月保健衛生部健康課へ訪問指導係として移管され,現在に至っている。
係の仕事としては,訪問看護指導・初回訪問指導・理学療法士同行訪問によるリハビリ指導および寝たきり痴呆性老人の介護講習会を行っており,すべて区の直営として実施している。担当者は常勤7名(保健婦6名,看護婦1名)・非常勤15名(保健婦3名,看護婦10名,理学療法士2名),ヘルパー2名で総勢24名である。
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