連載 プライマリー-ヘルス-ケアの日本的展開をさぐる・3
保健活動における資源の有効・効率的活用の考え方
谷中 輝雄
1
,
丸地 信弘
2
,
松田 正己
2
1やどかりの里
2東大医学部保健学科
pp.128-136
発行日 1981年2月10日
Published Date 1981/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206346
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1.はじめに
著者らは,この"プライマリー-ヘルス-ケアの日本的展開をさぐる"シリーズの開始に当たり,保健活動<見直し>の新しい視点としてPHCの4原則を紹介し,その活動"評価"への活用について述べた1)。その後,PHCの4原則のうち最も基本的な"ニード指向性のある保健活動"の意義と考え方を前回取り上げた2)。
そこで,今回はPHCの第3原則である保健活動における資源の有効・効率的活用について述べることにする。
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