連載 訪問看護を確立するまで—京都・堀川病院の地域医療活動・6
訪問看護の実践とまとめ
竹沢 徳敬
1
,
早川 一光
1
,
谷口 政春
2
,
石井 松代
1
,
城ケ野 芙美子
1
,
斉藤 貞夫
3
1堀川病院
2堀川病院内科
3堀川病院事務・医事部
pp.748-756
発行日 1976年11月10日
Published Date 1976/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205776
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
生活の場で,医療と看護のサービスを提供するこの活動は,病院設立に参加した地域住民の要望とも一致し,この25年間,職員と地域住民のたゆまぬ努力の結果として,続けられてきたものであることは,いままでの5回にわたる連載でご理解いただけたと思う。
これから述べる訪問看護も,いまに始まったわけでなく,長い歴史的背景の中で,芽ばえ,育ち,そして,しっかりと根をはり始めたものである。いま各地で,訪問看護が大切な役割をもつものとして脚光をあびてきているが,その中身についてはまだ不十分で,その意味も統一されたものもなく,その体系化は,今後の課題とされよう。
Copyright © 1976, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.