連載 訪問看護を確立するまで—京都・堀川病院の地域医療活動・5
病棟看護と継続看護
竹沢 徳敬
1
,
早川 一光
1
,
谷口 政春
2
,
石井 松代
1
,
城ケ野 芙美子
1
,
斎藤 貞夫
3
1堀川病院
2堀川病院内科
3堀川病院事務・医事部
pp.413-420
発行日 1976年7月10日
Published Date 1976/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205731
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堀川病院の医療・看護について,すでに4回連載してきた。今回は病棟看護を主題として取りあげることになった。しかし一般の看護研究において教科書的な研究はすでに多数発表されており,周知のように看護研究といえばほとんどが病棟看護に関するものである.従って私共の病棟の業務について,定式的ないし公式的な報告はやめて,具体的様相を述べることにしたい。
基本的な立場は,前4回と同じく常に患者と共にあり,常に家族と共にあり,常に具体的状況において問題を具体的に分析し解決するという視点で一貫している。一般の看護教科書に比べれば理論的でないようにみえるかもしれないが,あらかじめ読者の了解を得ておきたい。
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